50代の日常ブログ

介護その他の吐出しをだいたい終えることが出来たと感じます。もう少しちょっとした吐出しを続けて、そのあとはまた考えようと思います。

デイサービスとケアマネの対比

年が明けて1月、脳神経内科の受診は、私の訴えがないかのような処方と対応だった。そのことをデイさんに、私の言い方が悪かったのか伝わっていないようだといった。

とりあえず父の状態を我々はどうしようもないので、その都度対処するしかなかった。

2月からだったか3月からだったか忘れたが、父はデイの玄関から出ていくようになった。それも頻繁に。その報告を聞いていたが、ある時ついに行方不明になってしまった。電話がきて、今みんなで探している最中だとの事。結局20分くらいで見つかった。施設から国道のほうに向かっていたようだ。とりあえず誰にもけがなく安心したが、これは大変なことになったなと思った。通常ならデイを拒否されてもいい案件ではないか。

デイでは玄関にカギをしてしまうと拘束になるのでかけれないとの事。だからと言って父だけを常に見ているわけにもいくまい。おそらく父も、職員さんの目を盗んで出ている。考えなしにふらっとは出て行ってないはず。(うちでも前科あり、そしてそういう性格)私は父にGPSをつけることにした。最適なのは見つからなかったが、とりあえず「どこかなGPS」という商品を購入した。結構大きく、5cm四方で厚みも1cmくらいある。ズボンのベルト通しにぶら下げてみたが、気になるのか取ってしまう。困った。しょうがないのでズボンの左足内もも前側あたりに内ポケットを付けてそこに入れることにした。カラビナで外れないようにもした。それを全部のズボンに作った。もちろん違和感はあるので初めはいじっていたようだがそのうち慣れた。とりあえずデイの方に少しでも安心してもらいたかった。

デイのほうでもその後いろいろ対処してもらい、まず玄関に、開け閉めすると音が鳴る装置をつけてくださった(コンビニみたいなもの)。

そして咎めるように言うと反発して帰ってくれないので、気が済むまで後ろをついていって、そろそろいいかというタイミングで声をかけて帰っていく。ということをしてくれた。施設の周りをぐるりと行くだけで満足の日や、少し遠くに行きそうな日は、2人態勢で、一人が距離を取って後ろをついていく、そしてもう一人は車で待機しておき、良さそうな時声掛けして、(携帯で連絡をして)車で迎えに来てもらう。

そして不穏な時はしょっちゅうドライブに連れて行ってくれていた。もちろん皆とのレクリエーションではなく1人だけ。このころ父が帰るというのは、父の実家のことで、そこは車で15分ほどのところ。そこに行きたがったのでよくドライブしたそうだ。

今振り返ってもほんとによくしてくれたなあ。感謝してもしたりない。

父はどうだったんだろうな。デイに行けば笑顔も出ている。デイをやめたとしても、やはり帰る、と言って徘徊していただろうから、私が連れていけないドライブにたくさん連れて行ってもらってよかったのだと思いたい。

しかしこれだけしてもらっても、興奮することは増えて行った。それはやはり認知症が進んでいるということだ。

3月の脳神経内科の受診の日が来た。私はデイの管理者さんに、困っていることについて手紙をかいてもらい、渡した。そしてそのことを事前にケアマネジャーに言ったら、では自分も書いて病院にFAXしておきますという。私は正直、ケアマネは、私の話を聞いているだけ、デイの話も聞いてるだけなので、いらないだろ、と思った。しかし認定調査などの関係で、書いてもらっておいた方がいいのかなと思い、お願いした。この後何回かデイさんに書いて貰う度、では私も、と後のりするだけ。ほんとに、何なの。自分の実績作りのため?私にとっても病院の対応、進展についても全く意味なかったですよ。

3月の受診内容は次回へ。

 

 

 

 

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