50代の日常ブログ

介護その他の吐出しをだいたい終えることが出来たと感じます。もう少しちょっとした吐出しを続けて、そのあとはまた考えようと思います。

脳神経内科の薬

8月のデイサービスは何とか休むことなく通えたので、9月から週2回通うことになった。そして10月からは週3回にしてもらい、これも通えた。

9月までの父の様子は、夜徘徊することがほとんどなくなり、日中も比較的穏やかに過ごせていた。

夜の徘徊がなくなったのはほんとに助かった。おそらく薬が効いたんだろうと思う。(それでも月1・2回はあるが)日中も父が焦っていることがなく、おそらく幻視も減ってきていたと思う。しかしやることがないのか常にうろうろしており、部屋のものをあっちのものをこっちに、こっちのものをあっちにやって、毎日戻すのが大変だった。猫のおもちゃをひもでぐるぐる巻きにしたり、意味不明なことをいろいろやっていた。

そして10月、脳神経内科を受診して、落ち着いていることを話した。この先生は、30代前半くらいの若い女医さんで、はつらつとしていた。初めのMRIを取ってレビー小体型認知症ではないかと思うという診断はとてもきびきびして優秀な感じがしていたので、信頼していた。これがいけなかった。後から見れば、脳の診断はできても、認知症の症状に詳しいとはとても思えす、認知症の専門医の資格もなかった。そして人の話を聞いていない、というか無視する。後々デイの人に不満を言うと、医者はプライドが高いからね、と言われ納得した。

そして落ち着いていると言っているのに、幻視に効くからと、向精神薬を1つ増やされた。私はその場で、幻視も少しはあるが、困っているほどではないので、薬はいいと断った(精神薬を増やしたくなかった)それなのに処方され、更に落ち着いているなら、と受診が3か月に1度になった。つまり次は年が明けて1月。

その薬を飲むようになってか、または父の症状が進行したからかはわからないが、10月から父の様子が変わったと私は思った。ちょっとろれつが回らなくなり、顔も険しくなり、不穏が増えた。明らかに声のトーンが低くなった。そしてこのころデイサービスでも、怒りっぽくなったと報告があった。

11月・12月もデイからそのようにいわれ、私は次の受診が1月だから、その時に先生に相談するといった。デイでそのころあったことを後から教えてもらったが、ボールでのレクリエーションの時に、全力で他の人にぶつけたり、ボールを無理やり奪ったりしていたそうだ。申し訳ない。

そしてそんな様子の父でも、デイの方は(父)さんが辛そうだから心配で。と言って下さる。頭が下がる。そして私も父にかわいそうなことをしたなと思う。すぐ薬をやめていれば、医者を変えていれば。少しはましだったかもしれない。

そして年が明けて1月、脳神経内科を受診した。父の様子が変わったこと、デイでの様子を話した。ところが、薬の処方は変わらず。そして父が、「家族が入れ替わった」などと言わないか質問された。これは何回も質問されている。ネットで検索すると、レビー小体型認知症の症状のようだ。私はありませんと答える。私がネットで見た情報程度の事しかできないのか。そしてこの後何回受診しても処方は変わらず。つまり薬の知識がないのだ。挙句のセリフがすごかったがそれはもっと後。

とにかく普通に変わらない処方をされ、相談事もなかったような診察。そして次の受診は3月。この時私は自分の言い方が悪く伝わってないのかと思い、3月にはデイの管理者さんに様子を伝える手紙をお願いして渡した。

年が明けても父のデイでの症状は悪くなる一方だった。

 

 

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