母の事。
叔父の事、父の事で駆け回っている中、母の事でも走り回ることになる10月11月。
母は近所の公民館で月に4回、体操に通っていた。おそらく60代からで、最近は先生と同い年だが最高齢になったと言っていた。体操にはマットをもっていかねばならず、そのマットはヨガマットのように軽くはなく、結構ずっしりと重い。これが持ち運べなくなりやめていく高齢者もいたという。ロッカーもないので毎回持参だ。しかし母はまだこのころはスクーターに乗っていたので、問題はなかった(免許返納に応じなかった)。
コロナがきて一時中止となっていたが、4月ごろから再開されていた。しかし母はだんだんと休むようになり、それも前の日までは行く気で、朝やめるということを繰り返していた。欠席の連絡は、近所におられる同じく通っている方に毎回電話していたようだ。
たしか10月だったか9月だったか、母あてに電話が来るようになった。いつも夕方ごろで、私が何回か出た。その時なぜ母がいなかったか忘れたが、伝言を預かった。月謝の支払いの事だった。2・3か月ためていたよう。そしておそらく何度も連絡をもらっていたんだと思う。母に言うために部屋に入ると、用意はしていた模様。しかし長らく行くと言って直前に行かないものだから、払うタイミングがなかったのと、おそらく毎回払ってないことを忘れている。
電話の頻度が頻繁だったため、早く払いに行くよう母に言うが、行きたくないから行ってくれという。私はもろもろありすぎて頭にきたが、どうも払いに行かなさそうで、また同じことを繰りかえすのも嫌だったので、お金をもらって払いに行った。
払いに行った先は、いつも欠席の電話をかけているお宅で、親切な女性。事前に電話で払いに行くことを伝えておいた(お金を預けて、体操の時にもっていってもらう)。
そしてそこでご迷惑をおかけしてすみません、など挨拶をし、母が休んでいるが大丈夫かと心配されたので、元気ですと伝えた。すると、実は5月分(だったか)の月謝をその方が立て替えた分もまだ払っていないそう。あ~、そうか。申し訳ないな。他にもあったら困るな、と思った。
とりあえずその日はお金を持っていなかったので、すみませんと平謝りで帰った。後日菓子折りをもって月謝を払いに行くと、その方は余計なことを言ってしまったかなと思って、といわれた。とんでもない、こちらとしては言ってもらえて助かりました。実はちょっと母の記憶が怪しくなっていて、、。と正直にいい、今回の事も本人は完全に忘れていることを言った。そして今後体操を続けるかどうかも、本人の浮き沈みがあってわからないといった。
するとその方が、朝一緒に迎えに行こうか、と言って下さった。長らく休んで行きづらいだろうから、と。その方は旦那さんに車で毎回載せて行ってもらっていた。ありがたい。それで行く習慣が戻ればまた行けばいいし、それでだめならやめるかまたは休会するしかない。
近いし気にしないでねと言ってもらったので、ありがたくそうさせてもらった。1か月だけ頼んだ。それを母に伝えると、そう、○○さんが。と何度も言った。
そしてお迎えが来ると、母は何か月ぶりかで体操に行けた。4回くらいだったと思う。御礼にまた菓子折りをもっていって、ありがとうございましたとあいさつした。今度から自分で行くけれど、もしだめならやめると思うことも伝えた。
そして自分一人で行く日になり、また母は休んだ。何回か繰り返したかは忘れたが、そこでやっとやめる決心をしてくれた(それまでにも何回も、やめるのか行くのか休会するのか、聞いていたが毎回答えが違った)。
私としては体操は続けてもらいたかったが、このようなことが続くと困る。月謝を払ったのか払ってないのかわからない。スクーターももう危ない。歩いて体操にいく気はないようだ。ここが潮時だ。
やめる連絡をした後、先生にお世話になったからと言って、おそらく商品券を買って、体操終わりの先生に届けると言って出かけた。しかし、もう帰ってしまっていたと言って帰ってきた。体操は30分~1時間くらい?でそのあと雑談を30分くらいする時間があるらしい。しかしその時間を考慮しても遅すぎる時間に母は家を出ていた。
とにかく時間に昔からルーズだ。家によく母は家を出たかと電話がかかってた。自業自得だ。
しかし父の事で大変な中、1つ片付いてほっとした。