父の人となり。
このブログで興奮すると書いており、蹴ったり柔道の技をかけたりしている父ですが、認知症になる前は、もちろんそんな事一切ありませんでした。
十代のころは喧嘩してたとか聞きましたけど、仕事を始めてからは飲み屋に通ったり(スナックですね)囲碁・将棋に通ったり、と普通の昭和人間でした。私たちに対しても、怒ることは全くなく、むしろ無関心でしたね。会話はほとんどなし。体形は背はそんなに高くないですが、ガッチリしてました。顔はそんなに悪くなく、そのせいもあってか、時代のせいか、女を下にみてましたね。口べたなかわいいおじいさんと自分を思ってたと思います。
ですので興奮するのは認知症のせい、脳の抑制がきかないからということはわかってました。
ただそこで、人を選んでやっているのもわかっていました。強そうな男の人、権威がある男の人には態度が違うのです。そこが私の怒りポイントでした。
私も別に普段暴力的な人間ではないですよ。取っ組み合いのけんかをしたのは小学校以来です。(やってるんかい)
小学校でも基本はいいコで、いつも何かしらの委員に選ばれてました。正義感が強かったですね(生真面目ですね)。見た目は小柄で、童顔。今は小柄なオバサンです。社会に出てからも、転職は多いですが、みな円満退職です。
日常的に暴力的な家族と思われたかと思い、言い訳でした。
介護はそれだけ追い詰められます。よね。