50代の日常ブログ

介護その他の吐出しをだいたい終えることが出来たと感じます。もう少しちょっとした吐出しを続けて、そのあとはまた考えようと思います。

リハパン

父の事。

一旦落ち着いて、デイも週4日通えるようになった5月下旬。少し前からデイで父が陰部がかゆいと訴えていると報告があった。確かに赤くなっている。4月の脳神経内科受診の時に薬を出してもらったが、あまりよくならず、人に移るものだったら困るので、皮膚科を受診した。

そこの皮膚科はいつもいっぱいで待ち時間が長い。そして狭い。父は5分と座っておられず、そのたびに座るよう促す。呼ばれるとすぐ診察ではなく、診察室の前の廊下に椅子があり、そこで数人が待つようになっている。そして待合は靴だが診察室の前はスリッパになる。そこでの履き替えが父はスムーズにいかない。わざとか?というくらい違うものをはこうとする。何とか履き替えてもそこでも座って待てない。診察も何とか終えたが大変な受診だった。

皮膚の赤みはかぶれのようなもので、菌はいなかったのでほっとした。デイではお風呂上がりの薬の塗布までしてくれた。大変助かる。さすがに私は塗れない。

このころから父はリハパンをはくようになった。

前から便失禁が月1度くらいあったが、どんどん頻度が上がり、デイさんで提案されたのだ。はいてくれるか心配だったがすんなり受け入れてくれた。それはよかったがそうするとおしっこもリハパンの中でするようになってしまった。今まではきちんとトイレでしていたのに。

おしっこは寝ぼけて玄関にしたり押し入れにしたり、箪笥にかけたりということはあったが、基本はトイレでできていた。便も父はおなかがもともと緩い方で、失敗するのは下痢の時だった。

しかしもう後戻りはできない。リハパン生活になった。すると朝リハパンがパンパンになっているので、日中は薄型で、夜はたくさん吸収するタイプのものに履き替えるという手間が増えた。そして着替えもだんだん立っているのが難しくなっているとデイでも聞いた。

支えがいるのだ。うちでも難しくなったので、介護用のプラスチックでできた軽くて洗える椅子を買った。高さ調節もできるしゴムの手すりもついていてなかなかいい。リハパンをはくとき裸のお尻が付くので、洗えないと困るのだ。座らないにしてもたった時手すりにしてはける。

夜用にしても漏れるときは漏れる。そして日中もリハパンにしたままその辺に座るとやはり漏れて汚れる。布団には漏れないシーツを敷いた。部屋の中は動物用の吸収シートが家にあったのでそれを敷いたが、父はご丁寧に外す。そして漏れないシーツは布団には漏れないがシーツはその都度洗わないといけないので、最後のほうは毎日シーツ、パジャマを洗濯していた。

しかしおむつは値段も高いしごみも多くなるし大変だな。うちの地方はおむつは医療費控除の対象にはなるが、それって医療費が実費で10万をこえてからですよね。このころはそこまではいかないので領収書はもらわない。しかも確定申告しないといけないではないか。介護で大変なのにそんな気力あるものでしょうか。

この振り返りのブログは早く終わらせたいと思っているのに、今日は書く予定ではないものを書いてしまった。いろいろ思い出してかきたくなってしまうな。

 

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村